神戸市中央区社会福祉協議会

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お知らせ

令和3年度中央区こどもの居場所づくり講演会・交流会を開催しました!

令和3年8月24日(火)に中央区こどもの居場所づくり講演会・交流会を開催しました。

昨今のコロナ禍で、子ども達や子育て世帯は社会的孤立に陥りやすくなっており、子ども達の拠り所となる居場所の重要性が高まってきています。そこで、「こどもの居場所」への理解を深め、子どもに関連する課題を共有し、地域ぐるみで子どもの成長を見守ることのできるネットワークづくりの促進を目的に企画しました。内容は、第1部は講演会と事例発表、第2部は情報交換会です。

当日は、兵庫県に緊急事態宣言が発出されていたため、Zoomを活用し、メイン会場と3つのサテライト会場に参加者を分散したハイブリット形式で実施しました。

講演会は、オンラインで、桃山学院大学 社会学部社会福祉学科 金澤 ますみ先生にご講演をいただきました。子どもを取り巻く貧困の現状、こどもの居場所の重要性と課題や、学校・地域との連携の大切さなどについて、スクールソーシャルワーカーのご経験を交えわかりやすくお話しいただきました。

事例発表では、NPO法人兵庫子ども支援団体 多田実乘氏、NPO法人アスロン 井原一久氏のお2人に、こどもの居場所の重要性、実際に居場所を運営する中での想いなどをお話しいただきました。

交流会では、近隣地域の学校関係者、地域の関係者、こどもの居場所実施団体やこれから立ち上げを考えられている方々が、グループで活発な意見交換を行っていました。各地域でのこどもの居場所の概要や現状を知ってもらい、地域の子ども達のためにどう連携していけるかなどを考える時間となりました。

参加者の方々からは、「内容が分かりやすく勉強になった」「居場所の可能性や課題が分かり、今後の活動の参考になった」「視野が広がった」「実際に子どもの居場所を実施されている方の話が聞けてよかった。」「エネルギーを感じ刺激を受けた。」とのお声をたくさんいただきました。

普段なかなか顔を合わせる機会のない方々が、出会ってできたこの新たな繋がりによって地域ぐるみで子ども達を見守るための連携が広がっていくことを願っています。

神戸市中央区社会福祉協議会では、これからも「こどもの居場所づくり」の支援を行ってまいります。

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