神戸市中央区社会福祉協議会

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お知らせ

オンラインサポートボランティア養成講座を行いました

 新型コロナウィルスの影響で地域や施設も外部からのつながりが減少し、高齢者のフレイルの進行も懸念されています。それに伴いボランティアの活動先も減少し、活動者のモチベーションが下がっているのも現状です。

 そこで、中央区ボランティアセンターではオンラインツール(zoom)を利用して、地域・施設とボランティア活動者をつなぐ「オンラインボランティア」を養成する講座を6月28日より3日間で開催しました。

 講師にNPO法人しゃらくの小嶋新先生をお迎えして、1日目は「オンラインでできること、できないことを知る」をテーマに、zoomの体験と、オンラインを使用してできることについて考えました。パソコン、スマートフォン、タブレットなど、それぞれの端末を使用して、zoomのダウンロードから基本操作の実践をしました。

 

 2日目は「オンラインのボランティアを考える」をテーマに、オンライン会議の注意点・主催者がやるべきこと、企画のポイントなどについて、グループワークを行いました。各グループの出演ボランティアを中心に、活動にあたり「これまでの流れ」「コロナ禍でできないこと」「オンラインで解決すること」について話し合い問題点を洗い出しました。

 

 最終日は「オンラインのボランティアを実演する」ということで、講座の会場、高齢者施設(2施設)、児童館、こども園、青少年会館をzoomでつなぎ、絵本の読み聞かせ(もものたね)、オカリナ演奏(オカリーナ・アミカ)、脳トレ(NPO法人ふれあい)のレクリエーションを実演し、その様子をふまえてグループワークを行いました。

 読み聞かせはパソコンと絵本の距離が難しい、オカリナ演奏は音域によって聞こえる聞こえにくがある、脳トレは比較的オンラインには適しているが視聴者の反応がわかりにくい、他には視聴者が画面を見続けるのは疲れる、など施設と会場の視聴者より講評をいただきました。良かったことそして改善すべきこと、これから挑戦したいことなど、オンラインレクリエーションの実現に向けて意見交換を行いました。

 視聴しやすい様に背景を考える、効果音を入れる、撮影機材の見直す、反応を見るために視聴者をタブレットで撮影してもらう、など沢山の改善点が見つかり、今後の活動に向けての有意義な意見交換となりました。

 

 

  

 コロナが終息しても今までのようにボランティア活動をすることは難しいかも知れません。 中央区ボランティアセンターでは、つながりを絶やさない為にも、オンラインをうまく活用しボランティアの皆さまの活動の場を失わない為にも、取組みたいと考えています。

 3日間に渡り、zoomの使い方、オンラインボランティアの可能性についてご講義していただいました小嶋先生、レクリエーションを披露していただきました、ボランティアの皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

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