傾聴ボランティア養成講座を開催しました
令和2年8月20日(木)、27日(木)の2日間にわたり、傾聴ボランティア養成講座を開催しました。
講師に、オフィス会話の泉 コミュニケーション・サポーターの横山由紀子先生をお迎えして、1日目は「3つの“きく”を学ぼう」と題して、ボランティアに求められている事、相手が思わず話したくなる「聴き方」について、傾聴の基礎的な部分を、演習を交えてご講義いただきました。
沈黙を怖がらない、相手の呼吸に合わせる、「きく」姿勢(聞く、聴く、訊く)について、わかりやすくご講義いただき、「笑顔の練習」の宿題をもらい、1日目の講義は終了しました。
2日目も引き続き、横山先生により「こんなときどうしてる?のヒントを探そう」と題して、これからのボランティアの形、コミュニケーションを取る事が難しい方の対応について、傾聴の応用編としてご講義いただきました。
演習では、フィジカルディスタンスに気を付けながら、聴き手・話して・観察と役割を決めて、3人で5分間の傾聴体験を行いました。「5分間話すのって難しいなー」「あの相づちはとても話やすかった」など、どのグループもコミュニケーションを図りながら、傾聴体験を行いました。
コロナ禍で、人と触れ合うボランティア活動も制限されてしまいますが、受講生のみなさまは、「こんなときだからこそ、なにかできるのではないか?」「こんなときだからこそ、何かしたい」という思いを胸にお越しいただきました。この講座が踏み出すためのきっかけとなってくれたら嬉しく思います。
中央区ボランティアセンターでは、“今できる事”を一緒に考えていけたらと思います。お気軽にお立ち寄りください。