中学生×地域の方で“防災”について学びました!
令和元年8月5日
中学生防災教育支援事業
防災ゲーム“クロスロード”でみつけよう「助けてもらう」から「助ける」へ
~今、地域で求められる中学生パワー~を開催しました!
「クロスロード」は、「岐路・分かれ道」の意味。災害対応などの難しい選択肢を前に、決断をすることを疑似体験できるゲームです。
今回の参加者は、昨年より多い中央区内の中学校9校から43名の生徒の皆さんと16名の先生方、中学校の近隣地域の方39名にご参加いただき、クロスロード(防災ゲーム)を行いました。
参加した中学生の皆さんからは、
「難しい問題もあったけど、違う学校の人の意見や地域の方の意見を聞くことができて勉強になった」「問題に対して自分が正しいと思っていたことの正反対の意見の人もいたけど、話をしていくうちに、なるほど!と思えるところがおもしろかったです」「ペットや障がい者に関する問題は、身近に感じることができて、より真剣に考えることができた」
などなど多くの感想をいただき、ゲームを通じて、防災について多くのことに気づくことができました。
一緒にゲームに参加された地域の方からは、
「ゲーム後の解説がとても勉強になり、とても良かった」とお褒めの言葉をいただいたり、 「今日参加している中学生は、しっかりと自分の考えを話すことができてすごい!」という励ましの声や、「今日だけに留まらず、地域の避難訓練など顔を合わせて話す時間が多くなれば、輪が広がっていくと感じる」
という思いを聞くことができました。
これから防災という点で中学生ができることとして、
「家族で避難経路や集合場所などの確認を話し合う」「避難訓練に積極的に参加する」「地域の方々とのふれあいを大切にし、コミュニケーションをとる」「災害に使われる募金活動を応援する(募金する)」
という意見が出るなど、地域の方との普段からの関わり合いや、日頃からの備えの大切さを考えるきっかけとなりました。