神戸市中央区社会福祉協議会

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お知らせ

「聴く」ことから始めてみませんか?傾聴ボランティア養成講座を開催しました

新型コロナの影響による長い自粛生活で、人と人とのつながりが希薄化する中で、想いや気持ちに耳を傾けて共感してくれる傾聴ボランティアのニーズが高まってきています。そのような場面で活躍していただくボランティア養成を目的として、「傾聴ボランティア養成講座」を開催しました。

会話の泉 事務局長 コミュニケーションサポーターの横山由紀子先生を講師にお迎えして、傾聴について演習も交えてご講義いただきました。

傾聴ボランティアとして活動していただくためのポイントのひとつとして、思い込みに注意することや「心の物差し」(判断基準)は人それぞれ違うという話がありました。話す人が主人公になれる様に心で聴く事の大切さ、「聴き下手」さんの特徴、「相づちの分析」により自分が普段行っている相づちの偏りがあるなど、ベテランボランティアの方にも気づきとなる講義となりました。

  

後半は今後の活動の場になる「施設でのボランティア活動」について、ほっとかへんネット中央より、神戸イリスの山本賢太さまと、山手さくら苑の野尻信一郎さまのお話を聴きました。

 

以前は施設内での傾聴活動やレクリエーション活動、作業の補助など、さまざまな場面でボランティアの活躍が見られましたが、現在はコロナの影響でやむを得ず外部との繋がりを制限せざるを得ないとの事です。

施設の利用者の方にとって、職員との関わりだけでなく、ボランティアなどの外部からの関わりも重要な役割となっているそうです。

両施設とも、コロナが終息した際には、少しずつボランティアの受入を検討されているとのことなので、受講生の新たな活動の場となれば嬉しく思います。

わかり易く、傾聴ボランティアに関して実演も交えて、幅広くご講義していただきました横山先生、施設活動についてお話ししていただきました神戸イリスの山本さま、山手さくら苑の野尻さまありがとうございました。

そして受講生の皆さまのこれからのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

 

 

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